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微妙な金額に書い手は興味を示す

 

こんにちは、松野です。

 

『運のつき』

『人間万事塞翁が馬』

『災い転じて福となす』

 

いろんな言い方はありますが、

「人生において何が幸いして、何が不幸をもたらすかわからない・・」

「幸運だと思っていた事が、災いへ続く扉だったり・・・」

「災いだと思っていた事が、幸運の女神だったり・・・」

そんな意味だと思いますが、

先日書店の本のタイトルにいたく感銘を受けて

読んでさらに感銘をうけましたが、

その帯には・・

 

医学を学んだが医者にはなれず、

科学を学んだが科学者にはなれず、

65歳にしてベストセラー作家に!!

 

と、書かれていました。

 

養老孟子さんの『運のつき』という本です。

興味がある方読んで見て下さい。

 

さて、年度末があけて、不動産業界においても、

M&A・吸収合併・資本提携・・・

などと水面下で動きがにわかに活発になっていて、

紙面にも多少浮上してきました。

 

かっこよく言えば、資本提携・業務提携という言い方になりますが

実態は倒産です。

 

そんな中で、ある人気の不動産ブログサイトに

こんな記事がありました。

 

内容は不動産業界の倒産に関する実態を書かれていまして、

確かに・・・・

と納得させられる記事がありました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「倒産した会社に共通していえる事は『かっこいい』です。

例えば事業内容です。

新築マンションや新築戸建ての企画・開発・販売・・・

不動産の管理及び仲介・・・

不動産再生事業・・・

不動産流動化事業・・

プロパティマネジメント事業・・

アセットマネジメント事業・・

なんて感じです

 

就職情報サイトのインタビュー記事も興味深いです。

人よりも苦労したけど必死に頑張ってきた・・・

なんて苦労話と成功談が掲載されてたりします。

成功談で変かな?

倒産企業ですので。

 

カタカナのおしゃれで洗練されたイメージ・・・

若者が無邪気にワイワイ騒いでいる雰囲気・・・

内輪だけで盛り上がっている社員ブログ・・・

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

とこんな記事でした。

 

ちょっと 嫉妬と皮肉も込められているように感じましたが、

こんな内容のいわゆる倒産予測(統計)をされていて

いいポイントだなと感じました。

 

 

【売却査定について】

 

先月より売却相談も幾分増えてきまして

目をしばしばしながら、メール返答をしております。

 

査定後、査定金額と売却希望金額との開きが大きいせいか

それっきり・・・・の方も多いです。

 

参考までに近隣公示価格も記載しておりますが、

もっと高く売れると踏んでいる方が当然圧倒的に多く、

ご立腹感たっぷりの返答メールを頂く事もあります。

 

高く査定して、物件を預かるだけでよければ、

いくらでも高く、他社の査定より高く、査定金額を出しますが、

売れなければ売れないで責任がありますので、

そういうわけにもいきません。

 

売れる金額の査定が、本来の査定です。

 

高い金額で物件を公開して、

少しずつ、価格を下げていく旧来の方式では 売り手の下心を、

買い手にすぐに見抜かれます。

 

今は特に買い手市場です。

 

また、ネットの普及で相場がまるわかりです。

 

少しでも高いと、買い手は興味を示してくれません。

今特に物件が飽和してますので。

 

そこで私が思う早く売れるポイントは、

『高くも無く、安くも無く、微妙な金額に買い手は興味をしめす。』

 

という訳で、

成約の事例と、今販売中の物件価格の 中間点もしくは、

その前後以下が売れるポイントだと思っています。

 


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半年遅い公示価格!

 

こんにちは、松野です。

 

年度末があけ4日が経ちました。

 

余談にはなりますが、

今私の会社の近所でも桜が満開で、

週末にはカメラを片手に見物客が花見を楽しんでいます。

 

私は”桜”より”梅”の方が好きですが・・・・

 

古代では花見といえば、

「梅」が主役だったそうですが、

平安時代から「桜」に変わったそうです。

 

当時は、貴族や上流階級の人々に限られた風流な催しで、

お花見が庶民に広がったのは江戸時代からで、

人々にとっては大きな楽しみだったそうです。

 

さて、先日公示価格が発表されたことで、

私のところでも、売却相談の中で、

公示価格を基に 比較される方が増えました。

 

公示価格を基に判断することは重要ですが、

そもそもその公示価格がすでに古いものになってしまっていますので、

表面上の数字だけで判断するのは避けた方がよいかもしれません。

 

実需不動産マーケットは大変な下落に見舞われる局面にきていますし、

去年の夏には地価はすでにピークアウトしてましたので、

公示価格は半年以上遅い感があります。

 

地価も本当は4種類あり、

それぞれ用途が違いますが、

今話をしているのは1の地価公示の話です。

 

1.地価公示(公示価格)

2.地価調査(標準価格)

3.相続税路線価

4.固定資産税評価額

 

今は買い手市場に傾いています。

高く売りたくても、

「その金額では買いたくないよ・・・・」

と言われてしまえば、

ある程度、買い手側の希望を重視せざるを得ない状況です。

 

数週間前、他社との査定比較でお問い合わせを頂きまして、

私が出した売れる金額が3550万円、

他社が出した査定金額が4100万円、

当然売主は高く売ってくれる会社に依頼をされた訳ですが、

その数日後、その業者が 「反応が鈍いので価格を下げましょう・・」

と言ってきたそうです。

 

私が査定したやや厳しい金額でも

すぐに売れるかどうかは定かではありませんが、

今後、市場がさらに冷え込むことだって考えられます。

 

よって、今すぐに売りたい事情をお持ちの方は

すぐに売れる金額で、売り抜けるほうが得なのか、

または、様子をみて時期を見極めるかは、

難しい選択になるかと思います。

 

エリアによっても公示価格比較相当額以上のものもありますので、

詳細確認されたい方はお気軽にご相談ください。

 


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