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こんにちは松野です。

「今がダメでもチャンスはきっと訪れる・・」

４年前僕の所に契約に必要な印紙代１５０００円を借りに来た知人が

今は未知の数字を叩き出しています。

本当に嬉しくて涙が出ちゃいます。

彼は貸した印紙代の１５０００円に５０００円を上乗せした

２００００円を契約後には必ずポストに入れてくれます。

いいですよ。お互い様ですから・・

と言うと・・気持だから・・

といって、いつも２００００円を返してくれます。

「今がダメでもチャンスはきっと訪れる・・」

彼の口癖が現実を引き寄せたのか？

チャンスを掴み取ったのか？

恐らく両方だろうと思いますが、

本当に嬉しいです。

毎日作業に追われて寝る時間は２時間

それでも楽しい楽しいと言って仕事に励んでる彼の言葉を聞くと

ゆっくり７・８時間寝ている僕が恥ずかしくなってきます。

僕が寝てる時間に彼は楽しんで仕事をやってる・・

と、思うとものすごくそわそわしちゃうんですよねぇ

僕も寝ていられない。。

脳のリミッターを外して働こう。。

荻窪に住んでいた頃の事をブログに書いたら

面白いコメントを幾つか頂いたので

もう少し書いてみたいと思います。

この頃、本当にお金がなくて

銭湯にいくお金も無く、３日に一度のコインシャワーで済ませていました。

５分で１００円の・・

電話ボックスみないな箱にシャワーがついていて

コインを入れるとシャワーが出てくる

脱衣所にはティッシュが散乱していて

シャワー室の床はぬるぬるして黄ばんでいるし

鍵も壊れている始末

定食屋さんに行くお金も無く

あまりにもお腹がすいて夜近くの定食屋さんに忍び込んで、

残り物をあさっていたら２階の店主に通報されて

あえなく捕まってしまった・・

しかし、店主が僕の事を覚えていてくれていたのと

僕の身なりを不憫に思ってくれたのか

残り物を腹一杯食べさせてもらった

３日ぶりのご飯

冷えたご飯も冷えて油っぽいアジフライも

ご馳走に感じた

こんな姿を両親が見たらどう思うだろうか？

いや、決してこんな姿は見せられないし、

迷惑をかける訳にはいかない。。

もうこんな事をしないで済むようにと

アルバイトを探す事に・・

ただ・・

履歴書も書いた事がない・・

自分には何が出来るのだろうか？

しかし、そんな事をうだうだと考えている時間は僕には無く

今日のご飯の糧を得る為に働かなくてはいけない

音楽で飯を食おう・・

そう思って上京したのなら

楽器屋さんで働くのがいいんじゃないか？

そんな事を思って、

お茶の水の楽器街に行った

通り沿いにたくさんの楽器屋さんがあり、

レコード店などが続いている

行ったり来たりしていても仕方がないし・・

びくびくしても仕方がない・・

行くだけ行ってみよう・・

そう腹をくくった

そして、一番忙しそうな店を選んで飛び込む

どの店員さんに声をかけていいのやら・・

店の中をうろうろした挙句

２階のキーボード売場の優しそうな女性に

「すみません・・ここで働かせてもらえませんか？」

と、声をかけてみた

「えっ？？・・」

少しの沈黙の後・・

「日本の方ですか？？・・」

そんな逆質問がかえってくるとは思ってもいなくて

僕もどぎまぎしてしまった

「はっ・・はい日本人です。。」

と、思いっきりの笑顔で

のちにわかった事ですが

僕の言葉が相当訛っていて

日本人じゃないと本当に思ったそうだ

「ちょっと待ってて・・」

そう言って女性は階段を上っていった

俺日本人に見えない？？

そんな自問自答を繰り返しながら待つ事５分

「じゃ明日履歴書持ってきて・・」

そして幸運にも翌日から働かせてもらう事になった

本当についていた

おれもやればできるじゃん！！

と、生まれて初めて思った

１８歳の春、自分に少しの自信が芽生えた

中央線の水道橋あたりの神田川の桜の花も

満開だったのを今でも覚えている

「水は方円の器に随う」という言葉がありますが、

僕たちはオギャーっと生まれてきた瞬間から

その時々で、

周りの人の影響、

親の影響、

学校の影響

会社の影響、

友人の影響、

周囲の環境の影響を受けて

生きていく事を強いられていますよね。

それが良いとか悪いとかという意味では無くです。

常に僕もその一人である事を認識出来ていたかというと

そうでもなく

最近まで気が付く事がないまま30数年を過ごしていた訳です。

環境の影響を受けている事に気が付く事が無い限り

その環境によって導かれた答えしか出せない。

ただ、その周りの影響を受けている事に気が付くには

その中にいる限りは難しいという事も事実ですね。

外に出てみないと気が付かない事だらけ

鳥が一生涯空気の存在に気が付かないように

また僕たちも、その環境があまりにも普通であるために

環境の影響に気が付く事が出来ないのと同じです。

いつもいる環境の常識を疑ってみてはじめて

外の常識との乖離を認識できるもの

僕が働くこの業界も奇妙な常識が慣習化されていて

他業種の常識とは大きくかけ離れた常識が存在しています。

それがある意味面白いという人もいますが・・

でももうそろそろ辞めにしませんか？

と、言いたくなる時もある訳です。

最後は愚痴みたくなってしまいましたが、

たまには愚痴も許して下さい。

では

ＦＢにアップされていていいなぁと思う言葉ありました。。

苦しいだけなら

やめなさい。

辛いだけなら

やめなさい。

でも、少しでも楽しく思うなら

一生懸命がんばりなさい。

生きている限り

可能性は無限大なんだから

こんにちは松野です。

売却相談を荻窪南口駅前の喫茶店で終わらせ

すずらん通りで昼ごはんを食べた。

1時間程時間が空いたので、散策する事に・・

ここ荻窪駅南口は僕が18歳から21歳までの3年間を過ごした街

15万円を握りしめて上京した僕が初めて部屋を借りた街

礼金や敷金、仲介手数料というシステムがあることすら知らずに

5万円の部屋なら5万払えば借りれると思って迷い込んだ街なのです。

15万円で諸経費全てを賄える家賃は2万円前後と言う事で

紹介してもらった部屋は2.2万円の

風呂なし4畳半、廊下にある水しか出ないお勝手、共同和式トイレ

何もわからない18歳の子供の僕には充分でした。

お金も無いし・・

仕事もないし・・

住民票もないし・・

保証人もいない・・

「あなたが借りれるのはここだけよ・・」

と、

不動産屋さんのお姉さんの言葉を信じて借りた。。

しかし、この部屋には天国と地獄が待ち構えていて

今まで味わった事のないエキサイティング部屋だったのです。

ただ今はそのアパートも洒落たビルが建っていて

20年前の面影もなく・・

階下が家主の寝室だった為、

消灯10時、10時以降はおしゃべり厳禁、友人は入室禁止・・

よく張り紙を貼られた。

ブレーカーは10Ａで

電気ストーブだけでブレーカーは落ちるし

テレビの音でも注意されるし

ギターは弾けないし

まさに地獄・・・

しかし、なぜ僕がそんな地獄みたいな部屋に3年間も住んだか・・

それは隣が・・

隣のアパートがアメリカの女子大生の寮で・・

今でいうシェアハウス的な・・

田舎者の僕が今まで見た事のない

それはそれはエキゾチックな女性ばかりで・・

しかも2階の僕の部屋の窓から身を乗り出すと

女子寮の1階のシャワールームの下の方だけが見えるという・・・

あけっぱなしの窓からシャワーを浴びている女性の足が見えて

そしてそのシャワールームから聞こえてくる異国の言葉が・・

なんとも刺激的で・・・

何も経験したことの無い子供の僕には刺激が強すぎて

寝れない日もたびたび・・

今はその周辺もビルが立ち並んで綺麗な街並になり

すっかり変わってしまってちょっと残念・・

でも、変わってしまったのは自分自身も同じだって事ですね。。

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