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31歳の若さで

 

31歳の若さで知人が亡くなった

数日前、友人との雑談の中で聞かされた

 

1ヶ月間しか仕事をした事がないが

強烈に鮮明に思い出される

 

昨年の12月末、彼の打ち合わせに何度も同行し

帰りはいつも夜の2時か3時

 

クリスマスの約束も

年末行事の約束もそっちのけで

彼に同行した

 

その時間まで本当に仕事なの?

と疑われる事さえ

 

しかし仕事とはいえ

なぜそこまで彼の打ち合わせに同行する必要があったのか?

 

 

彼は子供の頃の病気で

髪の毛と眉毛がない

 

一見すると怖い風貌なのだが

その風貌の陰でものすごい一生懸命で努力家で

どこまでも実直な人だった

 

彼のそこに僕は惹かれたのかもしれない

 

 

平気で夜中に電話をかけてきて

「これから一緒に来てもらえませんか?」

「僕が説明するので隣にいてもらえるだけでいいんですけど?」

 

普通なら

「隣にいるだけなら行かなくてもいいんじゃない?」

と、断ってもいいんですけど・・

 

彼の場合

「寝る時間が惜しいんですか?」

と、僕の迷いを察知して詰め寄ってきて

「これから家まで迎えにいきますから住所教えて下さい」

と、さらに詰め寄ってくる

 

「まだ別件の仕事中・・」

と誤魔化しても、彼の口調からして

「じゃ・・終わるまで待ちます。。」

と、言われそうなので、

勢いのまま誘い出される格好で

同行する事になる

 

 

でも結局はこの仕事は破談に終わった

 

 

その5ヶ月後

彼は訪問に行く途中の歩道で

倒れて亡くなった

 

5月の昼間の事だそうだ

 

雨が降っていたか降っていなかったかは

わかりませんが、

傘を握ったまま倒れていたそうだ

 

 

破談の後、彼が僕に

「短い間でしたけど、本当にお世話になりました」

と、清々しい言葉を僕にかけてくれて

「また機会があったら一緒に仕事しようね。。」

の僕の言葉に

「僕・・日差しが弱いんで、夏までにまた機会を作ります。。」

と、言って笑った彼の顔が鮮明に思い出される

 

 


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