離婚前の夫が別居中に同棲
ウェルワークス | 2012/09/15 | ニュース・ブログ, 住宅ローン・金利, 離婚不動産の売却
6月にマンションを売却し、
離婚をされた方がいます。
協議離婚で、離婚協議書はなし。
【概要】
・妻34歳・夫39歳
・子供なし
・住宅ローンあり、主債務者は夫、連帯保証人は妻
・持分 妻2:夫8
・別居約3年
・夫の居場所は不明
・都内築8年 3LDKのマンション
奥様(妻)からの相談でした。
【状況】
・住宅ローンを払わず、一方的に出て行った夫
・その支払は妻がしている
・夫には浮気の可能性はないという妻
【相談内容】
・住宅ローンの支払いが厳しくなったので、家を売りたい
・夫とは連絡を取りたくない。
・夫との連絡手段はメールだけ。
・手持ちの預金は30万円
奥様との打合せ後、早速ご主人にメールで、
連絡を取ってもらいました。
内容は、
・住宅ローンの支払いが厳しくなった事
・預金が底をついてきた事
・広くて掃除が大変な事
・もし、帰ってこないつもりなら、家を売却したい事
・その後に、離婚したい事
さらに、
・ある方(私)に家の査定と売却相談をしている事
・その会社(弊社)のホームページを見て貰いたい事
・一度、その方(私)に連絡してほしい事
この事を、伝えてもらいました。
2日後、夫からのメールには、
・弁護士を通してしか話はしたくない
・離婚にはいずれ同意する
・家は売却してもかまわない
・家に帰るつもりはない
そこで、もう一度、妻から夫に
・弁護士を通してもかまわないが、
その前にその方(私)と話をしてもらいたい
・家を売却したいが、主債務者である夫の協力が必要
4日後、私にメールが来ました。
・会っても構わないが、30分しか時間が取れない
その3日後、夫と初めて会う事に成功する。
【夫の印象】
・疲れている感じ
・よれよれのシーンズに、チェックがにじんでいるジャンパー、
スニーカーは踵を踏んづけていて、小綺麗な感じではない
・浮気や彼女がいる感じではない
【夫の状況】
・アルバイトを掛け持ちしている為、時間が取れない事
・金銭的に余裕が無い事
・家(妻の元)には帰らない事
・離婚にも同意している事
ここで疑問が生じました。
アルバイトを掛け持ちしているのに、お金が無い??
これは、ギャンブルか女しかない・・・
そう感じました。
しかし、アルバイトを掛け持ちしているなら、
ギャンブルをやる時間は無いだろう・・
もしかして・・・
予感が的中しました。
そこで、
・この事を絶対に他言しない事、妻にも絶対に言わない事
を条件に、
・弁護士は通さない事
・家を妻の主導で売却する事
・契約から決済、登記、住宅ローンの繰上返済の手続きに協力する事
・売却後の利益は全部妻に渡す事
・売却後、すみやかに離婚届に判を押す事
と同意してもらいました。
もちろん売却は滞りなく成功しました。
これは、逆のパターンで、
妻が別居中に同棲しているケースもあります。
私の役割は、滞りなく売却する事なので、
ある一定の守秘義務を守り、
夫婦が衝突する事を防ぎながら、
一番良い売却方法を選択し、
完結させなければなりません。
先日、元ご主人様から、
会社を立ち上げたいので、
その前に事務所を探して欲しいとの連絡があり、
今、その事務所を探しています。
最近になって、その元ご主人様が
『私も直接、妻に連絡したくなっかたし、
住宅ローンの事や、売却ついてはどうしようか悩んでたんですよ。』
『正直、早く離婚もしたかったし、とにかく無事に解決してもらって助かりましたよ・・』
と。
サイト内検索
ニュース・ブログ カテゴリ
ニュース・ブログ 新着情報
ニュース・ブログ アーカイブ
成約事例ご紹介 新着情報
その他の不動産売却