離婚売却相談は愚直に真摯に双方の話を聞く事
ウェルワークス | 2012/01/29 | ニュース・ブログ, 離婚不動産の売却
こんにちは、松野です。
毎年の傾向ではありますが、
1月は離婚に伴っての家の売却相談が多い月です。
新しい年のスタートの月、
今年こそは・・・
昨年よりも・・・
そんな前向きな気持ちの中で、
過去を清算したい思いも同時に出てくる。
1月はそんな月なのかもしれませんね。
過去を清算するという事は、
楽しかった思い出も、辛かった思い出も、
夫婦関係の解消とともに、意図的に削除してしまう事。
でも、そんな事が本当に可能なのだろうか?
懐疑的な思いが頭をよぎる時があります。
『過去を清算する』というより、『再出発したい』と、
表現する方が、腑に落ちる感覚があります。
『過去を清算する』というと、
過去に対する嫌悪感が充満している感じがし、
『再出発したい』というと、
目線が、明るい将来に向かっていて、
明るい将来を見据えている感じがします。
同じ内容でも、表現(ベクトル)の違いによって、
相手が受ける感じ方も正反対という事になります。
当然、離婚に伴っての不動産の売却の話なので、
双方の意見が同じ立ち位置からという事ばかりではありません。
片方の意見に偏ってしまっては、盲目になってしまいます。
一旦、盲目になってしまうと、そこに壁が出来てしまいます。
夫婦のどちらが悪かったのか?
どちらに落ち度があったのか?
過失があったのか?
そんな事を探る事が本意ではありません。
過去に何かがあって、どういう事が起こっていたにしても、
大事な事は、これからどう進めていくのか?
お互いどうする事が一番の最善策なのか。
いつも、そこの芯がぶれない事を心がけています。
今、幾つかの相談を頂いています。
どう進めていくのか、いつも迷いが無い訳ではありません。
相談者の苦しみや悲しみ、悲壮に
同情を抱く事が無い訳ではありませんが、
芯がぶれないよう取り組んでいきたいと思います。
世の中は無情(無常)と感じる事があるかもしれませんが、
そんな時は世の中は夢場(むじょう)だと思って下さい。
そんな立ち位置で、これからも相談にのっていければと思っています。
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