半年遅い公示価格!
ウェルワークス | 2008/04/04 | ニュース・ブログ, 住宅ローン・金利
こんにちは、松野です。
年度末があけ4日が経ちました。
余談にはなりますが、
今私の会社の近所でも桜が満開で、
週末にはカメラを片手に見物客が花見を楽しんでいます。
私は”桜”より”梅”の方が好きですが・・・・
古代では花見といえば、
「梅」が主役だったそうですが、
平安時代から「桜」に変わったそうです。
当時は、貴族や上流階級の人々に限られた風流な催しで、
お花見が庶民に広がったのは江戸時代からで、
人々にとっては大きな楽しみだったそうです。
さて、先日公示価格が発表されたことで、
私のところでも、売却相談の中で、
公示価格を基に 比較される方が増えました。
公示価格を基に判断することは重要ですが、
そもそもその公示価格がすでに古いものになってしまっていますので、
表面上の数字だけで判断するのは避けた方がよいかもしれません。
実需不動産マーケットは大変な下落に見舞われる局面にきていますし、
去年の夏には地価はすでにピークアウトしてましたので、
公示価格は半年以上遅い感があります。
地価も本当は4種類あり、
それぞれ用途が違いますが、
今話をしているのは1の地価公示の話です。
1.地価公示(公示価格)
2.地価調査(標準価格)
3.相続税路線価
4.固定資産税評価額
今は買い手市場に傾いています。
高く売りたくても、
「その金額では買いたくないよ・・・・」
と言われてしまえば、
ある程度、買い手側の希望を重視せざるを得ない状況です。
数週間前、他社との査定比較でお問い合わせを頂きまして、
私が出した売れる金額が3550万円、
他社が出した査定金額が4100万円、
当然売主は高く売ってくれる会社に依頼をされた訳ですが、
その数日後、その業者が 「反応が鈍いので価格を下げましょう・・」
と言ってきたそうです。
私が査定したやや厳しい金額でも
すぐに売れるかどうかは定かではありませんが、
今後、市場がさらに冷え込むことだって考えられます。
よって、今すぐに売りたい事情をお持ちの方は
すぐに売れる金額で、売り抜けるほうが得なのか、
または、様子をみて時期を見極めるかは、
難しい選択になるかと思います。
エリアによっても公示価格比較相当額以上のものもありますので、
詳細確認されたい方はお気軽にご相談ください。
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