離婚成立前・共同名義一軒家の売却
ウェルワークス | 2011/11/23 | 離婚によるマンション売却, 離婚による一軒家売却, 離婚前の不動産売却, 離婚後の不動産売却
【事例1 目黒区のYさん(女性)ご相談】
(※個人情報の関係上、詳細はふせてあります。また相談者には事例掲載の承諾を得ています。)
◎お見合い結婚と価値観の不一致
中学校の先生であるご主人とお見合い結婚をして今年で28年目になるYさんは、
10数年前から離婚を考え始める。
Yさんも同様中学校の先生であり、
理由は性格・価値観の不一致。
そんな事でと思っている方もいらっしゃると思いますが、
もともとすごく活発で明るい性格のYさんは、
結婚生活の中で、ご主人のいやな部分を少しずつ感じ始めたそうです。
一つ目は食事の食べ方。
二つ目は清潔感がない事。
三つ目は頼りない所。
四つ目は必要以上に会話をしない事。
五つ目は何かあるとすぐに母親に相談する事。
六つ目は趣味がなく、根暗な事。・・・・
まだ、その頃は若かったし、お金もなかったし、
離婚なんて考えもしなかったそうです。
子供が産まれた事もあり、
あまりその事について極力考えないように努めていたそうですが、
子育てから手が離れ始めた数年前から、
日ごとにその気持ちが大きくなり、
本気で考えはじめ、
それから1年後の年の瀬に決心したそうです。
来年こそはと。
一生この人と居るのはいやだと。
◎悩んだ末の離婚
あくまでもYさんが一方的に決めたらしいのですが、
ご主人に正式に離婚の話を持ちかけたのは、
それから数ヵ月後だそうです。
その数ヶ月間は本当に悩んだそうです。
本当に良いのだろうかと思いつめたり、
考えなおしたり、また友人に相談したり、
子供に相談したりと、いろいろ思いあぐねた挙句、
離婚を決断したそうです。
最終的に決断に至ったのは、
友人の『これからの30年の人生、好きに生きてみたら』の一言だったそうです。
女性として仕事に家事に28年間、
育児に26年間をこなしてきたYさんにとって、
自由な第二の人生が輝いて見えたそうです。
一見、離婚までしなくてもと思われる内容ですが、
Yさんにとってはすごく大きいものだったのでしょう。
そして、離婚が成立する前に、
共同名義で購入した一軒家を早急に売却し、
そのお金を分与して、
今後の再出発の費用にあてたいとの事で、
ご相談を頂きました。
◎相談から売却への流れとポイント
今回のポイントは・・
① Yさんがご主人に離婚と家の売却の承諾を得る事が出来るか。
離婚の話を持ちかけてから、
数日間会話はなかったそうですが、
ご主人が根負けして2ヵ月後に離婚に承諾してもらった。
家の売却の承諾を得る為に、
同席させて頂くが1回目は名刺交換だけで、帰される。
1ヶ月間は同席させてもらえず、
3回目の同席の際に、
やっと売却の承諾を得る事ができました。
Yさんから相談を頂いてから、
7ヵ月後、離婚の承諾を得てから4ヶ月後でした。
販売中は不特定の人が見にくるので、
家に居たくないとのご主人の意向で、
先にご主人は、隣の駅の1LDKのマンションを購入して頂き、
販売を開始する事ができました。
◎成約
売却自体は2ヶ月ちょっとで、
50代のご夫婦に購入して頂きました。
Yさんは、その後友人の近くの世田谷区のマンションを購入して頂きました。
目黒区の家の売却の完了の祝いにと、
ピザを食べに行った際に、
私がそのチーズの味に感動して事を、
覚えていて下さって、全てが完了する最後の日に、
チーズをプレゼントして頂きました。
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