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うだうだ言ってないで・・

 

『立って半畳、寝て一畳、天下を取っても二合半』

 

人間、立つには半畳あれば十分、

寝るには一畳あれば十分、

どんなに天下を取っても、二合半食べれば、腹一杯になる

 

そんな意味ですが、

私の心の中に、いつもこの言葉があります。

 

心の戒め・・的なお守りの言葉です。

とはいえ、私にも欲はあります。

 

でも、この『欲』を履き違えると、

大変な事になってしまいます。

 

我が我が(われがわれが)で、

『が』(我)が強くなっては、

『わ』(和)がなくなってしまいますし。

 

潔く、我に必要なものを見極めて、

必要以上に求めないで、生きていきたいものです。

 

余談ですが、

先日、ある会社の部長をやっている10年来の友人が、

相談があるというので、新宿で飲む事にしました。

 

独立の相談でした。

 

一年前にもそんな話。。

 

もうとっくに独立していたのかと思いきや、

まだ、思い悩んでいました。

 

そこで、

「だから、うだうだ言ってないで、挑戦しようよ・・」

「そして、失敗しよう・・」

「お前が守ろうとしている得体の知れないものは、

未来の可能性を放棄してまでも守る価値があるのか・・」

「どんな失敗しても、仕事を選ばず、まじめに働けば、

雨露しのげる部屋と腹いっぱいの飯は食えるよ・・」

「そして、精神的に貧乏人にならなければ、またチャンス与えられる・・」

 

それから3日後の今日、彼は会社を辞めていました。。。

おめでとう。。。

 

私の言葉も影響していると思うので、

責任もって応援したいと思います。

 

私は、誰しも一度は地獄に落ちたほうがいいと思っている節があります。

私も地獄かどうかはわかりませんが、

何度かそういう海底の沈没時期がありました。

 

今は、なんとか岸まで辿り着き、

火をおこして、 自炊出来るまでになりました。

 

以前は、底冷えする寒い雨の夜、雨樋の脇で、

寒そうに震えながら丸まっている猫(私)がいました。

キャンキャンと泣いても誰にも見向きもされない、

眼だけぎらぎらさせて、

黙って人が通り過ぎるの見ているだけの・・

自らで体を温めるしかない・・

 

そんな状況がありました。(ちょっと大げさ)

 

だから友人には 「落っこっちまえ・・・・」 と平気で言います。

 

落っこっちまって、

そのまま沈没する人もいますが、

大体はまた自力で戻ってきます。

 

私はピンポン玉理論を信じています。

 

ピンポン玉は落とした高さまでしか、

跳ね返らないそうです。

 

10cmから落とせば10cm跳ね返り

3mから落とせば3m跳ね返る。

 

だから、地獄に落ちれば落ちた分 跳ね返りも大きいという事です。

 

なので、ずっと平坦な人もいれば、

さざ波の人もいる、大波の人も、津波の人もいますが、

(私はさざ波ぐらいでいいかなぁと思いますが・・・)

大波で行こう・・と言いたいです。

 

辛い、寒い、暑い、悲しい、寂しい・・・

 

でも、それはいっときですよ。


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