離婚不動産売却への道 必要な時にそっと手を差し伸べるサービスを②
ウェルワークス | 2013/01/26 | ニュース・ブログ, ヒトリゴト
夜の新宿の社会勉強のお陰で、
いろんな方とも知り合いました。
特に2丁目で知り合った方々は名前こそ出せませんが、
一部上場企業の創業者や社長さん、
いつも運転手付きの車でやってきます。
それから
芸能事務所の社長、
有名スポーツ選手、
芸能人や昔芸能人だった方、芸人、
著名な作家やパーソナリティや歌手、
それから、
特に刺激的な体験談を話してくれたのは、
韓国系の企業家と、元北朝鮮の工作員の方々でした。
もちろん身の内を明かしてもらったのは、
知り合ってだいぶ経ってからですが、
知り合って当初は、そんな肩書を知りませんから、
仕事以外のくったくのない世間話をするのですが、
着ているスーツ、持っているもの、
時計、バッグなどの高級ブランドを身につけているので、
普通のサラリーマンではない事ぐらいは小僧の僕にもわかります。
普通であればお話も出来ないような方々ですが、
こと2丁目のバーに入れば、なぜか皆同じ『人』の扱いです。
名前をちゃん付けで呼んだり呼ばれたり、
あだなで呼んだり呼ばれたりします。
アルバイトも上場企業の社長も、無職も、自称芸人も
皆同じレベルで話をします。
年収で話をしません。
そして、皆言葉を選ばず思った事を思ったように吐きだすのですが、
それでいて、喧嘩は一度もありません。
引越し屋のアルバイトと、
植木屋のアルバイトをしていた僕に対しても、
それはそれなりの厳しい言葉が飛んできます。
なぜ、長崎から出てきて植木屋のバイトなのか?
引越し屋のアルバイトなのか?
から始まって、ぼろくそに言われます。
酒も入っているので、
言葉をオブラートに包むなんて事はなく、
皆自分の事を棚に上げて言いたい事を言う訳です。
僕が言い返そうと言葉を選んでいると、
いつものたけちゃん(60代の一部上場の社長さん)が
『これからだよな・・まっちゃん!!』
と、助け船を出してくれます。
そうすると、カウンターの中のママ(男)が、
『もう既に終わってるよ・・時すでに遅し・・・』
と、わざと消しかけます。
たけちゃんは
『いつも・・これからだよ・・』
と言って、私を慰める言葉をかけてくれます。
するとママが何を思ったか・・
『ところで私、彼氏と別れたから部屋出ていく事になったんだけど・・
まっちゃん私の代わりに部屋探してきてくんない・・』
『俺が・・無理だよ・・明日バイトだし・・』
『バイトなんか休んじゃいなよ・・』
『いや・・それは無理だ・・』
『今、インターネットでも部屋探せるんでしょ・・
誰かパソコン持ってないの??』
『・・・・・』
『じゃ・・まっちゃんバイト辞めて、不動産やになって物件探してきてよ・・』
これが僕が不動産業に足をいれるきっかけです。
4ヶ月後、ママの引越しも終えて、
引越し祝いと営業から昇格した私のお祝いを兼ねて
バーでパーティをする事になりました。
実は賃貸で部屋を借りる時、
夜の飲食業(自営業)はオーナー(大家さん)うけが良くなく、
物件の管理会社の審査が非常に厳しくて、
申し込みの段階で4・5件断られてしまいました。
候補にしていた最後の1件は、
どうしても断られる訳にはいかない。。
という事で、
私が大家さんに飛び込んで直接交渉し、
家賃を毎月3,000円上乗せする事と、
先に2カ月分の家賃を支払う事で契約にこぎつけました。
またママは保証人もいなく、
今のような保証人不要のシステムもなかったので、
保証人の代わりに敷金を2カ月上乗せして担保してもらいました。
パーティも終えて飲み代の支払いの時に
おつりと一緒にママから小さな手紙をもらいました。
「いい不動産屋になってね。
ただの不動産屋じゃ許さないよ。」
と。
続きは次回に・・
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