離婚不動産売却への道 必要な時にそっと手を差し伸べるサービスを③
ウェルワークス | 2013/01/31 | ニュース・ブログ, ヒトリゴト
ママの賃貸の一件から
何事も本気でぶつかれば何とかなる!
本気でぶつかれば気持ちは伝わるんだ!
と、思うようになりました。
その頃は既に夜の社会勉強も卒業して、
賃貸の仕事1本に本気で没頭していました。
入社したのは6ヵ月前
新宿の賃貸の会社
社員数は15人ぐらい
私の教育係は年下の課長
その年下の課長に不動産のいろはを教えて頂きます。
不動産のいろはと言っても、
営業のいろはではありません。
主には上下関係と言葉使いのいろはを教わります。
「俺はここで中野陸軍学校を作る」
これが歴史好き(特に戦時中)の課長の口癖で、
絶対的服従の司令塔になる事がその課長の目標でした。
なので年下の課長でも逆らう事はもちろん許されませんし、
指示に対しては1つ返事で返さないと蹴りが飛んできます。
入社の翌日に課長に渡された手書きのメモには・・・
入社日より3ヵ月間の試用期間に行う事・・と帯書きがあり、
その下に・・
①新宿区・渋谷区・中野区・杉並区・世田谷区の物件の写真撮り
・1日100件以上、電車、車は使用禁止、徒歩のみ
②デジカメの電池の予備を用意する事
③1時間に一度の電話報告、会社からの電話には2コール以内に出る事
④近くの他社物のオーナーに飛び込み営業
・1日20件以上、オーナーの名前、電話番号、他の所有不動産の概要も確認
⑤1日のノルマをクリア出来なかった場合は、休日返上もやむなし
この3ヵ月の試用期間をクリア出来たものだけが営業ができるというもの。
雨でも台風でも決行されます。
ちょうど梅雨時の6月に入社して
残暑厳しい9月まで歩き続けました。
その時に
消耗して履き換えた靴は5足。
消費した体重11キロ。
日焼けして顔の皮が剝けた回数10数回。
足に出来た血豆が潰れた回数数え切れず・・・
辞めたくなった回数数え切れず・・・
私が入社して3ヵ月間、
私のほかに6人ぐらい入社しましたが、
残ったのは私だけ。
なぜ、こんな会社を辞めなかったのかというと・・・
本当のところ、今でもよくわかりません。
ただ当時自分に言い聞かせていたのは、
「絶対に見返してやる!!」
誰に?という訳では無かったと思いますが、
自分に負けたくなかったのかもしれませんね。
その課長のお陰(?)で
初月の営業成績は2位
翌月は1位
翌々月も1位
その後も係長や課長の成績も追い越して
2位とは倍近い契約本数でぶっちぎりの1位
中野陸軍学校の司令塔の教育システムが良かったのか・・・
それに負けなかった自分が良かったのか・・・
営業を始めて6ヵ月後に
その会社では不在だった店長職になる事が出来ました。
27歳と半年。
その日は年末の30日だったか31日だったか・・
その時付きあっていたけど、ほとんど会えなかった彼女が、
会社の近くまでマーチで迎えに来てくれました。
夜の11時頃。
人っ子一人歩いていない静かな都庁脇を通って
アルバイトの頃から何年も通った方南通りへ。
助手席から後ろを振り向くと西新宿の夜のビル群。
そして渋谷区本町4丁目あたりから見える大好きな西新宿の夜のビル群の明かり。
半年前と明かりの色が違って見えるのは言うまでもありません。
続きは次回に・・・
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