死因贈与と遺贈は何が違う?
ウェルワークス | 2013/12/04 | ニュース・ブログ, 住宅ローン・金利
【死因贈与には相続税がかかる】
「○○大学に入学したら車をあげる」
といえば、
車の贈与に合格と言う条件が付いています。
「俺が死んだら200万円を贈与する」
といえば、
贈与する人の死亡という条件がついてきます。
(条件付き贈与)
これを一般的には死因贈与と呼びます。
死因贈与も、人の死亡を原因として財産が移転するという意味においては
相続や遺贈と同じです。
そこで贈与とはいっても、死因贈与の場合は贈与税ではなく、
相続税が課税される事になっています。
したがって、相続税という税金は
相続・遺贈・死因贈与のいずれかの財産を取得した場合にかかってくるわけです。
【遺贈と死因贈与との違い】
遺贈とは財産を与える相手方の同意を得る事なく行える単独行為ですが、
贈与は双方の合意の上に成り立つ行為です。
つまり、遺贈では遺言書をみて初めて財産を与えられた事に気が付く・・
という事がありますが、
死因贈与では、あらかじめ双方が合意しているわけですから
そんな事はありません。
なので、
「死んだらあげるよ・・」
と、言われたら「遺言書に書いておいて・・」
と、いうより「死因贈与にしよう」
と言っておいた方が安心なわけです。
いざ、遺言書をあけてみたら何も書いていなかった・・
という事もありえますので
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