債務超過の離婚住宅売却物件
ウェルワークス | 2012/12/18 | ニュース・ブログ, ヒトリゴト, 住宅ローン・金利, 離婚不動産の売却
こんにちは松野です。
今週離婚売却相談が幾つかありましたが、
1件を除いては債務超過の物件で、
任意売却の領域までの債務超過があり、
任意売却の提携会社をご紹介させて頂きました。
売却の工夫やマーケティングでカバー出来る範囲の超過であれば、
一旦、市場の売却で反応を見ながら対応策を講じる事ができますが、
特に、新築戸建ての供給の多いエリアにおいては、
中古戸建てよりも新築戸建ての方が安かったりしますので、
そもそも価格自体にハンディがあります。
そういう一次取得層の多いエリアでは、
日本特有の嗜好もあって、新築戸建てに需要が集まり、
超過をカバー出来る方法が限られて、
多少の割安感では、新築戸建てに負けてしまいます。
とはいえこれからの不動産市場においては、
新築戸建てよりもストック住宅(中古住宅)の流通に
業界全体で力を入れている動きも出ていて、
もしかすると、てこが入る可能性もあるようです。
また、住宅の一次取得世代の割合は年々減ってきていて、
高年齢化しています。
20代~30代の層においては、
親の土地に2世帯、2.5世帯、3世帯住宅を建てて、
同居する動きも加速していますね。
そういう動きを注視すると、
ある1つの可能性が見えてきます。
(可能性については後日書かせて頂きます)
債務超過の物件が年々増加していて、
さらに若年化している要因は幾つかありますが、
大きく分けると、
①土地の値下がり
②供給過多
③収入
などがありますね。
①土地の値下がりと②の供給過多はある意味深い所で繋がっています。
③の収入は景気の問題などで、年々平均年収が下がっていますので、
そのことを踏まえると、頷ける結果です。
そんな中古市場には厳しい環境ではありますが、
1件1件のご相談に真剣に取り組んでいきたいと思っています。
さらに、今後の債務超過額の膨らみを
少しでもカバー出来る方法も 考えていきたいと思います。
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